国木田独歩 『二少女』 少女はぬけろじを出るや、そっと左右を見た。 月は中天に懸ていて、南から北へと通った此町を隈なく照らして、森としている。 人の住んで居ない町かと思われる程で、少女が(産婆)の軒燈の前まで来た時、其二階で赤児の泣声が微かにした。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア