国木田独歩 『二少女』 其障子が一枚開かっていたが薄闇くって能く内が見えない。 「遅く来って御気毒様、」と来た少女は軽く言った、奥に向て。 「どう致しまして、」と奥で嗄た声がして、続て咳嗽がして、火鉢の縁をたたく煙管の音が重く響いた。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア