国木田独歩 『二老人』 背格好から歩きつきまで確かに武だと思ったが、彼は足早に過ぎ去って木陰に隠れてしまった。 この姿のおかげで老人は空々寂々の境にいつまでもいるわけにゆかなくなった。 甥の山上武は二三日前、石井翁を訪うて、口をきわめてその無為主義を攻撃したのである。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア