国木田独歩 『源おじ』 彼が家の窓は道に向かえど開かれしことなく、さなきだに闇きを燈つけず、炉の前に坐り指太き両手を顔に当て、首を垂れて嘆息つきたり。 炉には枯枝一掴みくべあり。 細き枝に蝋燭の焔ほどの火燃え移りてかわるがわる消えつ燃えつす。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア