国木田独歩 『少年の悲哀』 「何にもいらない」と僕は言つて横を向いた。 「それじや舟へ乘りましよう、私と舟へ乘りましよう、え、さう爲ましよう。 と言つて先に立つて出て行くから僕も言ふまゝに女の後に從いて梯子段を下りた、徳二郎は唯だ笑つて見て居るばかり。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア