それから三十いくつになるまで種々な労働に身を任して、やはり以前の浮浪生活を続けて来たのである。
この冬に肺を病んでから薬一滴飲むことすらできず、土方にせよ、立ちん坊にせよ、それを休めばすぐ食うことができないのであった。
「もうだめだ」と、十日ぐらい前から文公は思っていた。
それから三十いくつになるまで種々な労働に身を任して、やはり以前の浮浪生活を続けて来たのである。
この冬に肺を病んでから薬一滴飲むことすらできず、土方にせよ、立ちん坊にせよ、それを休めばすぐ食うことができないのであった。
「もうだめだ」と、十日ぐらい前から文公は思っていた。