国木田独歩 『少年の悲哀』 櫓の音をゆるやかにきしらせながら大船の伝馬をこいで行く男は、澄んだ声で船歌を流す。 僕はこの時、少年ごころにも言い知られぬ悲哀を感じた。 たちまち小舟を飛ばして近づいて来た者がある、徳二郎であった。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア