国木田独歩 『少年の悲哀』 女は僕らの舟を送って三四丁も来たが、徳二郎にしかられてこぐ手を止めた、そのうちに二艘の小舟はだんだん遠ざかった。 舟の別れんとする時、女は僕に向かっていつまでも、 「わたしの事を忘れんでいてくださいましナ」とくり返して言った。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア