国木田独歩 『おとずれ』 檣の方に身を突きいだして、御問いに答えまいらすはやすし、こなたに進みてまず杯を受けたまえといえば、二郎は、来たれ来たれと手招きせり。 檣の陰より現われしは一個の大男なり。 見忘れたもうなと言いもおわらず卓の横に立つは片目の十蔵ならんとは。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア