詩人が庭のたき火も今夜をかぎりなれば残り惜しく二人は語り、さて帰るさ、庭の主人に一語の礼なくてあるべからずと、打ち連れて詩人の室に入れば、浮世のほかなる尊き顔の色のわかわかしく、罪なき眠りに入れる詩人が寝顔を二人はしばし見とれぬ。
枕辺近く取り乱しあるは国々の詩集なり。
その一つ開きしままに置かれ、西詩「わが心高原にあり」ちょう詩のところ出でてその中の
詩人が庭のたき火も今夜をかぎりなれば残り惜しく二人は語り、さて帰るさ、庭の主人に一語の礼なくてあるべからずと、打ち連れて詩人の室に入れば、浮世のほかなる尊き顔の色のわかわかしく、罪なき眠りに入れる詩人が寝顔を二人はしばし見とれぬ。
枕辺近く取り乱しあるは国々の詩集なり。
その一つ開きしままに置かれ、西詩「わが心高原にあり」ちょう詩のところ出でてその中の