国木田独歩 『まぼろし』 懇親の間柄とて案内もなく客間に通って見ると綾子と春子とがいるばかりであった。 文造はこの二人の頭をさすって、姉さんの病気は少しは快くなったかと問い、いま会うことができようかと聞いて見た。 『姉さんはおっかさんとどこかへ出ましたよ』と綾子は答えた。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア