国木田独歩 『わかれ』 明けがた近くしばしまどろみしが目さめし時はかれの顔真っ蒼なりき。 憂えも怒りも心の戦いもやみて、暴風一過、かれが胸には一片の秋雲凝って動かず。 床にありていずこともなく凝視めし眼よりは冷ややかなる涙、両の頬をつたいて落ちぬ。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア