国木田独歩 『わかれ』 かれは一つを見送りつまた一つを迎え、小なるを見失いては大なるをまてり。 かれが心のはげしき戦いは昨夜にて終わり、今は荒寥たる戦後の野にも等しく、悲風惨雨ならび至り、力なく光なく望みなし。 身も魂も疲れに疲れて、いつか夢現の境に入りぬ。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア