国木田独歩 『わかれ』 梢よりは音せぬほどの風に誘われて木の葉落ち、流れはこれを浮かべて走る。 青年あり、外套の襟に頸を埋め身を縮めて眠れる、その顔は蒼白し。 四辺の林もしばしはこの青年に安き眠りを借さばやと、枝頭そよがず、寂として音なし。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア