国木田独歩 『わかれ』 流れの末を打ち見やれば春霞たなびきたり。 かれはしばしためらいつ、言い難き悲哀胸を衝いて起こりぬ。 少女は見て、その悲哀を癒す水はここにありと、小枝を流れに浸しこなたに向かいて振れば、冷たき沫飛び来たりて青年の頬を打ちたり。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア