国木田独歩 『わかれ』 少女は見て、その悲哀を癒す水はここにありと、小枝を流れに浸しこなたに向かいて振れば、冷たき沫飛び来たりて青年の頬を打ちたり。 春の夢破れぬ。 風起こりて木の葉あらあらしく鳴りつ、梢より落つる滴りの落ち葉をうつ音雨のごとし。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア