国木田独歩 『わかれ』 春の夢破れぬ。 風起こりて木の葉あらあらしく鳴りつ、梢より落つる滴りの落ち葉をうつ音雨のごとし。 かれは静かに身を起こし、しばらく流れをみつめてありしが、心はなお夢路をたどれるがごとく、まなざしは遠き物をながむるさまなり。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア