国木田独歩 『わかれ』 空は雲の脚はやく、絶え間絶え間には蒼空の高く澄めるが見ゆ。 青年は絶えずポケットの内なる物を握りしめて、四辺の光景には目もくれず、野を横ぎり家路へと急ぎぬ。 ポケットの内なるは治子よりの昨夜の書状なり。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア