国木田独歩 『わかれ』 治子はおりおり目にハンケチをあてて言葉なし。 青年は窮みなき空高くながめ、胸さくるばかりの悲哀をおさえて、ひそめし声に力を入れ、『必ず手紙を送りたまえ、今こそわが望みは君が心なれ。 慷慨に堪えざるもののごとく、『君を力にてわが望みは必ず遂げん。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア