『誰がくだらないことを焼きつけたのだろうねえ、ほんとにしようがないねえ』とお俊はこう言って、長火鉢の横に坐って、そこに置いてあった煙草を吸うておるのです。
『明日の朝になればなんでもないサ』と私もしょうことなしに宥めていましたが、お俊が帰りそうにもないので、
『静かになったようだから見て来たらよかろう』と言いますと、お俊は黙って起って出てゆきましたから、私はすぐ蚊帳の内に入ってしまったのでございます。
『誰がくだらないことを焼きつけたのだろうねえ、ほんとにしようがないねえ』とお俊はこう言って、長火鉢の横に坐って、そこに置いてあった煙草を吸うておるのです。
『明日の朝になればなんでもないサ』と私もしょうことなしに宥めていましたが、お俊が帰りそうにもないので、
『静かになったようだから見て来たらよかろう』と言いますと、お俊は黙って起って出てゆきましたから、私はすぐ蚊帳の内に入ってしまったのでございます。