国木田独歩 『節操』 房は燗瓶を揚て直ぐ酌をした。 銀之助は会社から帰りに何処かで飲んで来たと見え、此時既にやゝ酔て居たのである。 酔へば蒼白くなる顔は益々蒼白く秀でた眉を寄せて口を一文字に結んだのを見ると房は可恐と思つた。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア