国木田独歩 『夜の赤坂』 僕は探るやうにして上の平地に出で、北向の方に行つて、ベンチの一に腰を下ろし、田町の方を見下すと樹木の間から花やかな灯火が一列になつて直ぐ下に横はつて居る、例の紳士どもの馬鹿騒が手に取るやうに聞える。 三絃の冴えた音が響く。 笑ひさゞめく声すら做る。 国木田独歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア