さよ子は、今度は路を迷わずに、その町にくることができました。
月はすこし欠けていましたけれども、やはり流るるような青い青い光は、時計台を照らして、高い塔が夜の空にそびえているのを見ました。
さよ子は例の窓のところにきて、石の上に立ってのぞきますと、へやのようすにすこしも変わりがなかったけれど、大きなテーブルのそばのベッドの上には、年老った娘らの父親が横たわっていました。
さよ子は、今度は路を迷わずに、その町にくることができました。
月はすこし欠けていましたけれども、やはり流るるような青い青い光は、時計台を照らして、高い塔が夜の空にそびえているのを見ました。
さよ子は例の窓のところにきて、石の上に立ってのぞきますと、へやのようすにすこしも変わりがなかったけれど、大きなテーブルのそばのベッドの上には、年老った娘らの父親が横たわっていました。