そして、彼女は、いずこへともなく立ち去ってしまったのであります。
娘は、空になったかごをぶらさげて、あてもなく町から村へ出て、村からまた野原へと、さまよい歩いたのであります。
もしやどこかで、聞き覚えのある鳥の声はしないかと、耳を傾けましたけれども、あたりは、しんとして、なんの鳥のなく声もしなかったのであります。
そして、彼女は、いずこへともなく立ち去ってしまったのであります。
娘は、空になったかごをぶらさげて、あてもなく町から村へ出て、村からまた野原へと、さまよい歩いたのであります。
もしやどこかで、聞き覚えのある鳥の声はしないかと、耳を傾けましたけれども、あたりは、しんとして、なんの鳥のなく声もしなかったのであります。