姉の姫は、この急に変わった、ものすごい空の模様をながめて、どうなることだろうと案じていました。
そして、たよりなく、塔の上で、独り琴を鳴らしていました。
大声に狂って駆ける風までが、このいい琴の音に聞きとれたとみえて、しばらくその叫び声を鎮めたのであります。
姉の姫は、この急に変わった、ものすごい空の模様をながめて、どうなることだろうと案じていました。
そして、たよりなく、塔の上で、独り琴を鳴らしていました。
大声に狂って駆ける風までが、このいい琴の音に聞きとれたとみえて、しばらくその叫び声を鎮めたのであります。