小川未明 『黒い塔』 もう、昔の街は跡形もなかったのです。 風だけは、悲しい叫びをたてて海の上を吹いていました。 小鳥は、いまもなお姫のゆくえをたずねて、夏になると北へ、冬になると南へ、旅をして、あわれな姫を探しています。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア