小川未明 『薬売り』 海のある方の空が、青くよく晴れ渡って雲の影すらなかったのです。 とんぼが、きゅうりや、すいかの大きな葉の上に止まったり、棒の先に止まったりしているほか、だれも人影がなかったのです。 このとき、かなたから、薬売りの声が聞こえたのであります。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア