と、雑誌に読み飽きたさよ子は、あちらの石段から、こちらを向いて、さびしいので呼びかけました。
もし、おばあさんが機嫌がよかったら、そばへいって、いま読んだおもしろいおとぎばなしを、おばあさんに聞かしてやろうと思ったのです。
それは金銀宝石を積んだ幽霊船が、ある港へ着いたときに、そのお金や宝石がほしいばかりに、幽霊を自分の家につれてきて泊めた、欲深者の話でありました。
と、雑誌に読み飽きたさよ子は、あちらの石段から、こちらを向いて、さびしいので呼びかけました。
もし、おばあさんが機嫌がよかったら、そばへいって、いま読んだおもしろいおとぎばなしを、おばあさんに聞かしてやろうと思ったのです。
それは金銀宝石を積んだ幽霊船が、ある港へ着いたときに、そのお金や宝石がほしいばかりに、幽霊を自分の家につれてきて泊めた、欲深者の話でありました。