「これほどまでにしても、金の魚がかからないなら、まったく、俺の運がつきたのだ。
と、金持ちはつくづくと我が身の上を悲しんだのでありました。
金持ちは、これだけの金を持ち、土地を持ち、なに不足なく暮らすことができ、そのうえに、年も、まだそう老ったわけでないのに、これをみんな残して、自分独り死んでいってしまうことは、なんという悲しいことだろうと思いました。
「これほどまでにしても、金の魚がかからないなら、まったく、俺の運がつきたのだ。
と、金持ちはつくづくと我が身の上を悲しんだのでありました。
金持ちは、これだけの金を持ち、土地を持ち、なに不足なく暮らすことができ、そのうえに、年も、まだそう老ったわけでないのに、これをみんな残して、自分独り死んでいってしまうことは、なんという悲しいことだろうと思いました。