姉は、盲目の弟の手を引いてきました。
そして、終日、そこで笛を吹き、唄をうたって、日が暮れるころになると、どこへか、二人は帰ってゆきました。
日が輝いて、暖かな風が、柔らかな草の上を渡るときは、笛の音と唄の声は、もつれあって、明るい南の海の方に流れてゆきました。
姉は、盲目の弟の手を引いてきました。
そして、終日、そこで笛を吹き、唄をうたって、日が暮れるころになると、どこへか、二人は帰ってゆきました。
日が輝いて、暖かな風が、柔らかな草の上を渡るときは、笛の音と唄の声は、もつれあって、明るい南の海の方に流れてゆきました。