小川未明 『小さな赤い花』 その晩、この南の海に面したがけにも霜が降りたほど、寒かったのです。 あくる朝、花は目をさましますと、美しかったこちょうは、傷ついたまま冷たくなって葉の上に気絶をしていたのです。 花はもどかしがりながら、早く太陽が照らすのを待っていました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア