そして、しばらくうっとりとして、身の周囲に咲いている花や、ちょうにじっと見入っていましたが、しまいには、自分もなにかの唄を口ずさむのでありました。
その唄はなんのうたであるか知らなかったけれど、きいていると楽しくうきたつうちにも、どこか悲しいところがこもっていました。
妹は、唄にもあきてくると、懐から、紅い糸巻きを出して、その糸を解いて、銀の棒で編みはじめていました。
そして、しばらくうっとりとして、身の周囲に咲いている花や、ちょうにじっと見入っていましたが、しまいには、自分もなにかの唄を口ずさむのでありました。
その唄はなんのうたであるか知らなかったけれど、きいていると楽しくうきたつうちにも、どこか悲しいところがこもっていました。
妹は、唄にもあきてくると、懐から、紅い糸巻きを出して、その糸を解いて、銀の棒で編みはじめていました。