小川未明 『灰色の姉と桃色の妹』 妹は、唄にもあきてくると、懐から、紅い糸巻きを出して、その糸を解いて、銀の棒で編みはじめていました。 銀の棒は日の光にきらきらとひらめきました。 紅い糸は、解けては、緑の草の上にかかっていました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア