青年のいなくなった日から、老人は、茫然として日を送りました。
野ばらの花が咲いて、みつばちは、日が上がると、暮れるころまで群がっています。
いま戦争は、ずっと遠くでしているので、たとえ耳を澄ましても、空をながめても、鉄砲の音も聞こえなければ、黒い煙の影すら見られなかったのであります。
青年のいなくなった日から、老人は、茫然として日を送りました。
野ばらの花が咲いて、みつばちは、日が上がると、暮れるころまで群がっています。
いま戦争は、ずっと遠くでしているので、たとえ耳を澄ましても、空をながめても、鉄砲の音も聞こえなければ、黒い煙の影すら見られなかったのであります。