それで、ぼんやりとして路の上に立っていますと、あちらから、いい小鳥のなき声が聞こえたのです。
圃には、花が咲いていましたから、その花を訪ねて、山から小鳥が飛んできたのだろうと思って、いいなき声のする方を見向きますと、おじいさんが、たくさんの鳥かごをさおの両方にぶらさげて、それをかついでこちらにやってきたのであります。
佐吉は、そのそばに駈け寄ってみますと、かごの中には、名も知らないような小鳥がはいっていて、それがいい声でないていました。
それで、ぼんやりとして路の上に立っていますと、あちらから、いい小鳥のなき声が聞こえたのです。
圃には、花が咲いていましたから、その花を訪ねて、山から小鳥が飛んできたのだろうと思って、いいなき声のする方を見向きますと、おじいさんが、たくさんの鳥かごをさおの両方にぶらさげて、それをかついでこちらにやってきたのであります。
佐吉は、そのそばに駈け寄ってみますと、かごの中には、名も知らないような小鳥がはいっていて、それがいい声でないていました。