小川未明 『けしの圃』 おまえがいなくなった日から、私は、幾年の間毎晩、ここに立っておまえの帰るのを待っていたかしれない。 ちょうどおまえが四つの夏の日だった。 やはりこうして笛を吹いて、門の外に出たかと思うと、いつのまにかおまえの姿が見えなくなった。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア