と、せみは、こちょうをかわいそうに思って、こういって、なぐさめまして、いずくへともなく立ち去ってしまいました。
日にまし、風が強くなって、いままで南から吹いたものが、西から吹き、北から吹くようになると、遠い、高い山の雪の上を越えてくるとみえて、風は、冷たく、寒くなりました。
こちょうは心配げに見えたのであります。
と、せみは、こちょうをかわいそうに思って、こういって、なぐさめまして、いずくへともなく立ち去ってしまいました。
日にまし、風が強くなって、いままで南から吹いたものが、西から吹き、北から吹くようになると、遠い、高い山の雪の上を越えてくるとみえて、風は、冷たく、寒くなりました。
こちょうは心配げに見えたのであります。