小川未明 『気まぐれの人形師』 娘は、北の寒い国に帰ってからも思い出して、なつかしむにちがいありませんでした。 町の中を歩いている娘は、ただこのとき、汽笛の音を耳に聞いたばかりです。 それは、港に停まっている汽船から吹いた笛の音であります。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア