後で、男は、これは、またなんというしあわせが自分の身の上にわいてきたものかと考えると、頭がなんとなくぼんやりしてしまいました。
そして、それからというものは、仕事が手につかず、圃へも出ませんでした。
男は、口の中で、千三百両……と、口癖になって、繰り返して、いっていました。
後で、男は、これは、またなんというしあわせが自分の身の上にわいてきたものかと考えると、頭がなんとなくぼんやりしてしまいました。
そして、それからというものは、仕事が手につかず、圃へも出ませんでした。
男は、口の中で、千三百両……と、口癖になって、繰り返して、いっていました。