小川未明 『百姓の夢』 あたりを見まわすと、いつのまにか、晩春になっていました。 まだ、野原には咲き残った花もあるけれど、一面にこの世の中は緑の色に包まれています。 田の中では、かえるの声が夢のようにきこえて、圃はすっかり耕されてしまい、麦はぐんぐん伸びていました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア