小川未明 『百姓の夢』 これが前の年とった牛であったら、こんな乱暴はしなかろう。 そして、自分がこんなに心配することはなかったろう。 あの年とった牛は、一度、暗い雪の降る夜、自分を助けたことがあった――あの牛なら、子供を乗せておいても安心されていたのに――と思いながら。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア