その冬も無事に過ぎて、あくる年になりますと、ある日、少年は庭でからすがしきりに鳴くのを聞きました。
見ると二羽のからすが木の枝に止まって、一羽のからすが地になにか埋めていたのでした。
その日も過ぎて、幾日かたつうちに、雨が降って日の光がそこを暖かに照らしますと、一本のくるみの木が芽を出しました。
その冬も無事に過ぎて、あくる年になりますと、ある日、少年は庭でからすがしきりに鳴くのを聞きました。
見ると二羽のからすが木の枝に止まって、一羽のからすが地になにか埋めていたのでした。
その日も過ぎて、幾日かたつうちに、雨が降って日の光がそこを暖かに照らしますと、一本のくるみの木が芽を出しました。