小川未明 『山の上の木と雲の話』 夜になると、遠くで獣物のほえる声と、永久に黙って冷たく輝く星の光と、いずこへともなく駆けてゆく、無情の風の音を聞いたばかりであります。 しかし、この木にただ一度忘れがたい思い出があるのでありました。 それは、ある年の夏の夕暮れ方のことであります。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア