小川未明 『公園の花と毒蛾』 せめても、とこなつの花は、そう思って、あきらめているのでありました。 かたわらの石や、あちらの脊の高い草は、たとえ風に吹かれても、霧にぬれても、平気な顔つきをしていたのです。 花は、それをうらやましくも、またのろわしいことにも思いました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア