小川未明 『幸福に暮らした二人』 二人は、ほかにだれもいないときに、銀貨を取り出して見入っていました。 すると、遠い、港の街や、空や、丘や、木立の影が、ありありと夢のように、記憶に浮かんでくるのでした。 もう、二度とは見られなくなった、遠い、遠い、かなたの国の景色であります。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア