木の芽は、鳥をいちばんおそれていたのです。
それは、代々からの神経に伝わっている本能的のおそれのようにも思われました。
あのいい音色で歌う鳥は、姿もまた美しいには相違ないけれど、みずみずしい木の芽を見つけると、きっと、それをくちばしでつついて、食い切ってしまうからです。
木の芽は、鳥をいちばんおそれていたのです。
それは、代々からの神経に伝わっている本能的のおそれのようにも思われました。
あのいい音色で歌う鳥は、姿もまた美しいには相違ないけれど、みずみずしい木の芽を見つけると、きっと、それをくちばしでつついて、食い切ってしまうからです。