夏目漱石 『京に着ける夕』 余の膝掛と洋傘とは余が汽車から振り落されたとき居士が拾つて仕舞つた。 洋傘は拾はれても雨が降らねば入らぬ。 此の寒いのに膝掛を拾はれては東京を出るとき二十二圓五十錢を奮發した甲斐がない。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア