晩方の雲を見るにつけ、空を飛んでゆく鳥の影を見るにつけ、ふるさとを思い出しては涙にむせばれていたのであります。
ある日のこと、お姫さまは、海の見える港のはずれで、独りマンドリンを弾き、ふるさとの唄をうたっていられました。
そこは、ずっとある島の南の端でありまして、気候は暖かでいろいろな背の高い植物の葉が、濃い緑色に茂っていました。
晩方の雲を見るにつけ、空を飛んでゆく鳥の影を見るにつけ、ふるさとを思い出しては涙にむせばれていたのであります。
ある日のこと、お姫さまは、海の見える港のはずれで、独りマンドリンを弾き、ふるさとの唄をうたっていられました。
そこは、ずっとある島の南の端でありまして、気候は暖かでいろいろな背の高い植物の葉が、濃い緑色に茂っていました。