それもそのはずのこと、お姫さまの大事にされていた小鳥は、かごを出て、自由な身になりますと、夜も昼も旅をして、自分の産まれた南の方の島に帰ってきたのです。
そして毎日、のどかな空に、舞いさえずりながら遊んでいますうちに、ある日のこと、下の方の港で、御殿にいた時分、お姫さまのよくうたわれた唄と、そしてまさしく、なつかしい同じ声とを聞いたから、そばの木におりてみたのであります。
すると、まちがいなくお姫さまでありました。
それもそのはずのこと、お姫さまの大事にされていた小鳥は、かごを出て、自由な身になりますと、夜も昼も旅をして、自分の産まれた南の方の島に帰ってきたのです。
そして毎日、のどかな空に、舞いさえずりながら遊んでいますうちに、ある日のこと、下の方の港で、御殿にいた時分、お姫さまのよくうたわれた唄と、そしてまさしく、なつかしい同じ声とを聞いたから、そばの木におりてみたのであります。
すると、まちがいなくお姫さまでありました。