すずめは足をあげて目をぬぐおうとしましたが、このときは、はや両方の足が枝の上に縛りつけられたように、凍りついて離れませんでした。
すずめは、つくづく寒気というものを情けなしな、冷酷なものだと思いました。
月も、星も、また雪までも、ああして感心して哀れな歌をきき、音楽に耳を澄ましているのに、寒気だけが用捨なく募ることを、すずめは腹だたしくも、またかぎりないうらめしいことにも思ったのです。
すずめは足をあげて目をぬぐおうとしましたが、このときは、はや両方の足が枝の上に縛りつけられたように、凍りついて離れませんでした。
すずめは、つくづく寒気というものを情けなしな、冷酷なものだと思いました。
月も、星も、また雪までも、ああして感心して哀れな歌をきき、音楽に耳を澄ましているのに、寒気だけが用捨なく募ることを、すずめは腹だたしくも、またかぎりないうらめしいことにも思ったのです。